いざという時にしっかり急ブレーキを踏む自信はありますか？急ブレーキは万一の際に事故を防ぐためのものであり、誰もが踏めなくてはなりません。ところが近年増えている高齢者の事故やその他、多くの人が十分に踏み込めず事故に至っています。瞬間的な判断力だけではなく、反射的な反応や脚力も弱っていることが原因とされています。高齢者以外のあらゆる年代の人もそもそも急ブレーキを踏むという経験があまりありません。とっさの時に思いきり全力で踏み込んだら車がスピンするんじゃないかと不安で出来ないのです。

現在販売されているほぼ全ての乗用車にはABS（アンチロック・ブレーキ・システム）が装備されていて、急にブレーキを力いっぱい踏み込んでも車がスピンせずに停車できるように設計されています。とっさの時は何の躊躇もなく、全力でブレーキを踏みこんでいいのです。「危険を察知する」「力いっぱいブレーキを踏みこむ」この一連の動作が瞬時に出来れば自動車事故を減らせれるかもしれませんね。